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興味半分の極み管理人―ヒジリの行き当たりばったりな日々の一端を載せております。
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 まずい、何だか文章が書けない……(特に地の文)。
 長いこと、草稿にかまけてたせいで大分鈍ってます……とは言ったけど、今日はそれがモロに来ました。

 あせってるな……。今週、金曜まで少し忙しくなるかもしれないからなぁ。

 バトンもうひとつ受け取りました。まだ少し悩んでるところがあるので、更新は次以降に。




 

 
 文章が続かずに落描きを続けてたら、久方振りに武器のデザインをでたらめに描いてました。
 翼の斧……とか、あまり調和しない名前で保存してます。
 
 上の斧と下の剣っぽいのの縮尺が違うことに注意。柄の部分はだいたい同じ大きさです。
 思考カオスな状態でまずできたのが上の斧。素早く振れてなおかつ重みのある手斧って、どんなものかとか考えつつ描いてました。
 で、下のは斧の刃を伸ばして剣状にした状態を考えてみました。なんだか格好悪い(壊)。




 さて、続きは一昨日の続きになります。

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3 10cmの『バクサン』がお腹が空いたと訴えています。なにを与えますか?

 普段から大切に手入れされていることが伺える焜炉に惜しげもなく薪がくべられ、炎が轟々と荒れ狂っている。
 その上に置かれた巨大な鍋に満たされている中身が煮え繰り返り、湯気を巻き上げ始める。
 だが、白いはずのその湯気の中に、何故か炎のような鮮やかな赤が微かに入り混じっていた。

 湿潤な空気と共に流れてくる空気が纏う、食欲をそそる強烈な香りが辺りに漂い始める。
 その源たる大鍋が、床を伝ってレフィル達が囲む食卓へと運ばれてくる。

「え、えええええ……!?」
「なんて奴だ……。」

 鍋を運んでいるのは、その下にいる小人だった。
 熱された鍋底も、その重さもものともせず、その小さくも逞しい腕で担ぎ上げている。
「正真正銘の……妖怪…………」
 否、その指一本で全てを支えて軽々と持ち上げている。あまつさえ、鍋そのものを独楽のように回しつつ高笑いする余裕さえある。
 小人と化して尚もあれ程までの力を発揮している男を前に、ムーは僅かに眉を顰めながら弱弱しくそう呟いていた。

「とくと味わうが良いッ!!我が特製の激辛火鍋をォッ!!ウワーハッハッハッハーッ!!!」

 やがて、テーブルの上に鍋が置かれる。そして、小人が一度テーブルを勢いよく踏みしめると共に、鍋の中身が、端に置かれた皿が、卓上の何もかもが宙を舞う。
「な、何だこれは……」
 次の瞬間には、それらは綺麗に配膳された状態に収まっていた。ただテーブルを勢いよく揺らしただけに過ぎず、机の上のもの全てをひっくり返してしまうはずが、飛沫一つ残すはない。
――しかし、こいつ……
 そして、何よりホレスを驚かせていたいたのは、バクサンが用意した食事の内容だった。
 鍋の中身を移した大きめの器の中に、見るからに熱そうな真紅の湯に数々の野菜や鶏肉を始めとする具が浸されている。ただ豪快に注ぎ込んだだけの見た目とは裏腹に、思わず手を伸ばしたくなる程の何か魅力を醸し出している気がしてならない。
 料理を深く嗜んできたレフィルでさえも、バクサンが作った火鍋に思わず見入っている。
 或いは単純ながらも、より高みへと昇華された逸品とも言えるだろうか。

「…………だめ、おなかすいた……。」

 目覚めた後に訪れる空腹感と、目の前に置かれた至上の香りを醸し出す料理を前に、食欲が勝らぬはずもない。
 程なくして、ムーは火鍋を口にしていた。

「 なーんでこんなにからいんだよーっ!! 」

 だが次の瞬間、思わぬ叫び声が食卓に響き渡った。
「「?!?」」
 普段の彼女らしからぬ怒鳴り声にホレスとレフィルが思わず困惑するのも束の間、不意に二人の目の前を炎が横切る。その余りに突然のことに、一瞬何が起こったのか分からなかった。
「え……!?」
「おい待て!?どうしたムー!?」
 炎の先にいたのは、火鍋に食い付いたはずのムーだった。 
「みずー!!みずー!!」
「ム、ムー!!?」
 焼けつくような辛さに耐えかねて水を求めて走り回りつつ、尚もその口からは炎を吐きだし続けている。
「あの野郎……一体何入れやがったんだ!?」
「ま、まさか……火炎草……?」
「おおうっ!!ワシとしたことが!!匙加減を誤るたぁ、我ながらええ根性しとるのォ!!ウワーハッハッハッハーッ!!」
「匙加減どころの話じゃないだろうがっ!!」
 バクサンが作った火鍋の中に入っていたのは、薬草の一種“火炎草”だった。口にすることで炎を吐き出すことのでき、冒険者の間では戦闘手段として重宝する代物であった。
 が、そのような危険な物を食事の中に入れ込もうとする意図を解することなどできはしない。
 運悪くそのとばっちりを受けたムーを抑え込みながら、ホレスは余計募る苛立ちを禁じ得なかった。

「からーい!からーい!!」

 汗一つ、赤面すらしていない涼しげな表情とは裏腹に、口を大きく開けて火を吹きながら暴れまわっているムーの姿は、まさに彼女自身の化身――荒ぶる竜を思わせるものだった。


「コレタベレバ、ボクモ?」
「オイマテハヤマルナ……。」

 傍で起こっている騒ぎを余所に、火を吹いている少女と真っ赤なスープを小さな竜が興味深そうに眺めている。スープを指差しつつ首を傾げる彼の好奇心を危ぶむように、相棒たるもう一匹はただただ首を振って引き止めるばかりだった。
 竜の息吹への憧れか、本能的な恐怖か。その二つの感覚がこの二匹の感ずる所を分けているのかもしれない。




 本編のムーはあんなこと言いません(壊)。
 にしても、地の文、強引に書いて進めてたら途中から何がなんだか分からな(以下略)

 
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