興味半分の極み管理人―ヒジリの行き当たりばったりな日々の一端を載せております。
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今日ようやく、本編の地の文の執筆を再開したところです。のわりに、あまり進んでませんな……。
地の文書く事自体が殆どなかったので大分書き味が鈍ってます。何を書くかは大体決まってるはずなんですけどね。
文法力・語彙力が足りないのかも。まぁ、今に始まった話じゃない。それを承知の上でひたすらに書き進んできたのだからねぇ。むしろそうするしか更新ペースを保つ術はなかった、ということにしておこう。
中途半端にどたばたしてたので、集中もできないか。
その多くが時間の使い方の悪さに起因するものですが。
色々と無駄を省くことが、ある意味今必要とされることなんす(独り言)
続きはこたつむり様から頂いたバトンになります。
リハビリ、というよりは自分の今の文法等の検証のために、使わせていただきます。
【10cmバトン】
1 朝目覚めると10cmの『バクサン』が顔を覗き込んでいました。どうする?
迷い込んだ異界の中で訪れたひとときの平穏の中。
荒野の只中に位置しながらも、王国の善政により敷かれた恵み豊かな町。
その中に並び立つ一つの家屋で過ごしたある日の事だった。
「ええっ!!?」
涼しいそよ風が吹き、曙光が差し込む。そんな朝の静けさの中に、少女の声が木霊する。
突然の叫び声に驚いて、屋根にとまっていた鳥達は一斉に飛び立ち、あわただしく大空へと飛び立っていく。
「おい……こいつは一体どういうことだ。」
ドアが開くと共に、騒ぎを聞いた一人の青年――腕利きの冒険者・ホレスが駆けつけてくる。だがそんな彼でさえも、その光景を見てただ理解に苦しむように呆然と立ち尽くすだけで、そう問いかけるのが精一杯だった。
「ムムゥッ!!我が体が縮んでいるのかァッ!!」
「…………。」
最初にホレスの目に入ったのは、ベッドの中で眠っていたはずのレフィルの姿だった。だが、彼女はただ驚きのあまり口元を押さえてその紫の瞳を見開くだけだった。
彼女の視線は招かれざる客を捉えて離さない。豪放磊落を絵に描いたような厳つくも力強さを感じさせる顔に満面の笑みを浮かべる様に、ただただ圧倒されていた。
「バクサン……。なぜ、あんたがここにいる……。」
「おおうっ!!そこにおるはホレス坊!!久方振りよなァッ!!」
金糸と白綱に彩られた豪奢な腰布の他には何も身に着けず、頭髪も独特の形に結いあげられている。極限まで鍛え抜かれた肉体から醸し出されている力を誇示するかのような出で立ちを目にするのも、これで何度めだろうか。
愉快に再会を喜ぶ闖入者――無双の剛力の士・バクサンとは対照的に、ホレスは心底の疲弊を隠せずにいた。
「小さくても、妖怪……。」
「…………。」
レフィルの向かいのベッドから、小さく弱弱しい声が聞こえてくる。亀の甲羅のように盛り上がっている布団が、小さく小刻みに震えている。その中に潜り込んでいる赤髪の少女・ムーは顔に映す無表情とは裏腹に怯えた様子を隠せずにいた。
大魔道士と恐れられた彼女でさえ、その存在を前にしてはか弱い少女に転じずにはいられなかった。
「常々皆は斯様な気分でワシを見上げておったのかァ!!これは新鮮な気分じゃのォッ!!ウワーハッハッハッハッハッハー!!」
例え彼が、小指程度の大きさになろうとも……。
「ネェネェ、アレナニ?」
「オレニキクナ……。」
部屋の片隅に空いている小さな穴の中に、竜を思わせる風体の二匹の小動物が向き合っている。一匹が娘の上で堂々と佇む小人に興味を抱いているようにしきりに指差している。それに対して、もう一匹は目も向けたくないように首と手を振り続けていた。
何だか自分で書いてて分からなくなってきた(壊)
1 朝目覚めると10cmの『バクサン』が顔を覗き込んでいました。どうする?
迷い込んだ異界の中で訪れたひとときの平穏の中。
荒野の只中に位置しながらも、王国の善政により敷かれた恵み豊かな町。
その中に並び立つ一つの家屋で過ごしたある日の事だった。
「ええっ!!?」
涼しいそよ風が吹き、曙光が差し込む。そんな朝の静けさの中に、少女の声が木霊する。
突然の叫び声に驚いて、屋根にとまっていた鳥達は一斉に飛び立ち、あわただしく大空へと飛び立っていく。
「おい……こいつは一体どういうことだ。」
ドアが開くと共に、騒ぎを聞いた一人の青年――腕利きの冒険者・ホレスが駆けつけてくる。だがそんな彼でさえも、その光景を見てただ理解に苦しむように呆然と立ち尽くすだけで、そう問いかけるのが精一杯だった。
「ムムゥッ!!我が体が縮んでいるのかァッ!!」
「…………。」
最初にホレスの目に入ったのは、ベッドの中で眠っていたはずのレフィルの姿だった。だが、彼女はただ驚きのあまり口元を押さえてその紫の瞳を見開くだけだった。
彼女の視線は招かれざる客を捉えて離さない。豪放磊落を絵に描いたような厳つくも力強さを感じさせる顔に満面の笑みを浮かべる様に、ただただ圧倒されていた。
「バクサン……。なぜ、あんたがここにいる……。」
「おおうっ!!そこにおるはホレス坊!!久方振りよなァッ!!」
金糸と白綱に彩られた豪奢な腰布の他には何も身に着けず、頭髪も独特の形に結いあげられている。極限まで鍛え抜かれた肉体から醸し出されている力を誇示するかのような出で立ちを目にするのも、これで何度めだろうか。
愉快に再会を喜ぶ闖入者――無双の剛力の士・バクサンとは対照的に、ホレスは心底の疲弊を隠せずにいた。
「小さくても、妖怪……。」
「…………。」
レフィルの向かいのベッドから、小さく弱弱しい声が聞こえてくる。亀の甲羅のように盛り上がっている布団が、小さく小刻みに震えている。その中に潜り込んでいる赤髪の少女・ムーは顔に映す無表情とは裏腹に怯えた様子を隠せずにいた。
大魔道士と恐れられた彼女でさえ、その存在を前にしてはか弱い少女に転じずにはいられなかった。
「常々皆は斯様な気分でワシを見上げておったのかァ!!これは新鮮な気分じゃのォッ!!ウワーハッハッハッハッハッハー!!」
例え彼が、小指程度の大きさになろうとも……。
「ネェネェ、アレナニ?」
「オレニキクナ……。」
部屋の片隅に空いている小さな穴の中に、竜を思わせる風体の二匹の小動物が向き合っている。一匹が娘の上で堂々と佇む小人に興味を抱いているようにしきりに指差している。それに対して、もう一匹は目も向けたくないように首と手を振り続けていた。
何だか自分で書いてて分からなくなってきた(壊)
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